慢性便秘症ガイドライン(2017)によると、便秘とは、「本来、体外に排出すべき便を十分かつ快適に排出できていない状態」と定義されています。
一般的に、3日以上便通がない場合には、便秘を疑った方が良いでしょう。
便秘の患者さんは年々増加傾向にあり、現在、便秘の症状で悩んでいる方は600万人、自覚のない方を含めると1000万人の患者さんがいるといわれています。
考えられる病気
十分な睡眠とバランスの取れた食事で便秘を予防しましょう
便秘を予防するには、適度な運動やバランスの取れた食生活などが大切になってきます。
便秘を放置すると、さらに悪化してしまう場合もあります。
まずは、生活習慣を見直し、以下の点を心がけた健康的な腸生活を送るようにしましょう。
- 食物繊維の多い食品や発酵食品を食事に取り入れましょう
- 腸を刺激する運動(ウォーキング・水泳・ヨガなど)をしましょう
- 決まった時間にトイレに行く習慣づけや、便意をなるべく我慢しないようにしましょう
- ストレスが溜まらないよう、十分な睡眠を取るようにしましょう